#22 BCG治療の副作用について。

4年前、膀胱癌と言われバンクーバー郊外の病院で手術をしました。その膀胱癌再発防止のための治療の一つとしてBCG膀胱内注入療法として、今は一年に二回1月と7月にそれぞれ、3回/毎週受けています。最初は6週間で、その後4ヶ月に1回だったような記憶があります。それで、今回はその副作用についてお話しします。

まず、BCG溶液50c.c.をカテーテルで膀胱に注入します。僕の場合、手術後膀胱が小さくなったような気がします。以前ナースに聞いたら、この溶液は50c.c.だと。入れた後、1時間ベッドの上で横たわっています(日本では2時間だとか)。上向いて、左右向いて、うつ伏せで各15分間。膀胱全ての面に浸透するようにですね。最近は慣れたのですが、最初の頃は、トイレに行きたくて困りました。1時間が長い長い。冷や汗モノでした(笑)。

病院とすれば、病床の数の限りもあるので、注入後すぐに帰宅させようとするナースもいるのですが、トイレの我慢ができません。だから、無理言ってそのまま終わるまで滞在です。以前一度、ワイフがナースと喧嘩をしたことがありました。トイレの我慢が1時間なので、家に帰るまで1時間以上要するのでは間に合いません。

その内容まではここでは言いませんが、とにかくナースによりますが、言えば理解してくれることもありますね。

帰るとき、ナースから水を1Lぐらい飲むように言われます。

副作用はほぼ帰宅後ですが、頻尿(30分に1回ぐらい)、残尿感、排尿痛(結構、痛くて辛いです)など排尿困難、それに軽い発熱ですね。毎回夜8時頃には就寝します。以前一度1ヶ月くらい副作用が続いたことがありました。あの頃は、上記の排尿障害以外に、関節痛や血尿、悪寒や38度近くの熱も出てインフルエンザの症状によく似ていました。普通は、1〜2日で回復します。

膀胱癌の手術後、生存率や未転移率が高いので、このBCGトリートメントは癌治療の中でも優れている方法だと思います。が、この副作用さえなければ(笑)。経験の無い人にはわからないでしょうね。想像もできないでしょう。

ドクターに言えば、排尿痛等の処方箋も出してくれると思います。

日本とカナダではBCGでの治療の方法が違うのには驚きますが、何と言ってもカナダは保険に加入して入れば、手術は無料なのが嬉しいです。処方箋で買う薬代と歯科診療、後は経験から白内障の手術代は有料でまあまあ高いですね。そのことは、『#15 バンクーバーの医療制度』というトピックで掲載しているので、そちらをご覧ください。

今回はこんな感じで僕のBCG治療の副作用についてでした。

では、また。