無料の英語学校(ISS of BC)で勉強していた時のお話。
クラスの友達の国籍は様々。まず、先生がエストニア人。ボランティアのスタッフにフィリピン人、多いのは中国人。それにイラン人、イラク人、韓国人、ロシア人、ベトナム人、あとはガーナ人とエチオピア人。日本人は僕ともう1人だけ。皆、英語を勉強するために集まっている。意外と通じるものだ。年齢は20代から70代までの人がいる。俗にいう老若男女の23〜4人が1クラスで孫と一緒に勉強している感じもする。
日本やカナダは1月1日がお正月だが、中国人たちは旧暦(旧正月 / 春節)を祝う。だいたい2月10日前後。一週間学校を休む人もいる。
イランはペルシャ暦で3月21日前後を祝う。たいがい屋外でパーティーをしている。以前一度公園でそのパーティーに出くわした。子供たちが寄って来て「マネー、マネー」と言う。お年玉をせびっているのだとイラン人の友達から聞いた。わかっていれば用意したのだけど。ホームレスが近づいて来て、「チェンジ(小銭)、プリーズ」と言われたことがあるが、それに近い印象だった。
ポットラックという、食べ物を持ち寄ってするパーティーでは、イラン人やイラク人の独壇場。2〜3日前から仕込み、豪華、豪勢な食べ物が振舞われる。とにかく、嬉しいのだそうだ。ホント、パーティーが好きなのだ。
世界中にチャイナタウンがあるが、もちろんバンクーバーにも。ここのチャイナタウンの春節パレードにある年行こうとしたら、朝から雨。断念してよく年、曇りなので行ったら途中で雨。このパレードは雨の機会が多いと思うのは僕だけかな。
バンクーバーの隣の街にリッチモンド(Richmond)市がある。この街を新しくチャイナタウンにしようという動きがあるらしい。おそらく、ここに住む7〜8割の人が中国系・香港系・台湾系の人たちだと思う。ここでは英語ができなくても生活できるらしい。
その隣にサレー(Surrey)市という街がある。ここはインド・パキスタンなどの南アジア系が多く住んでいて、いつも、香辛料の匂いがしているし、発砲事件も多い気がする。
コキットラム(Coquitlam)市の隣はバーナビー(Burnaby)市。こちらは北部にはイタリア系が多く住み、東部は完全にコリアンタウンだし、南部の高層マンションは中国系の富裕層が多いと言う話である。
母国の印象についての授業があり、日本は『ハイテク・ジャパン』で料理最高、と皆が口をそろえる。特に中国人からは安全な食べ物という印象を持っているらしい。勤勉で誠実な日本人(もちろん、僕も含めて(笑))は意外と人気があるという実感を持っている。
先ほどのリッチモンド市にはかつて日本人街があった。スティーブストン(Steveston)という街だ。鮭の缶詰工場で栄えたが、第二次世界大戦後衰退した。通りの名前に日本人の名前がついていたり、市会議員に日系人がいたりとまだ名残はある。小さくても港町なので、一昨年には日本丸が練習船として来て帆を下ろしていた。ここは帆船のレース会場として知る人ぞ知る港らしい。
と、話せばキリがないが、ここカナダはワクワク、ドキドキするのは間違いない。国土の広さが心の広さを表わしているぐらい、人は優しくてかつ人に優しくなる、寒い気候だけど温かい心を持っている。それが、カナダだ。
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では、また。

